1月24日(土)フジテレビ系で放送されたテレビドラマ『誰も守れない』 。
このテレビドラマを観ちゃったら、登場人物そのままの、4ヵ月後設定の映画『誰も守ってくれない』を見逃すことは出来ないでしょ。
「シャブ漬けにするぞ!」は解決しても、精神科医・尾上令子(木村佳乃)の診察室に訪れなければならないほど、心に傷を受けた池袋の事件がうやむやだし。
映画『誰も守ってくれない』は、モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞を受賞した作品で、テレビ局もガンガン宣伝を流しているので、ストーリーは割愛
モントリオール世界映画祭最優秀映画賞は『おくりびと』だったし、日本人の芸術や感性が高く評価されてるんですね。
映画は、平凡な家庭の長男(未成年)が、小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されるところから始まります。
ニュースが報じる事件の裏側にある、被害者側の哀しみと苦悩、加害者側の混乱。
自分達こそが正義であるかの如く、「背筋が凍るぜ!」ラインを超えてることに全く気づいていないマスコミの報道、インターネット上の中傷と暴走。
佐々木蔵之介さん演じる新聞記者梅本の、「ご遺族は加害者の家族にも罪を償って欲しいと思ってる。死んで償えと思ってる」の一言も、完全に「背筋が凍るぜ!」ラインを逸脱してる。
誰に感情移入するでなく、展開についていく前半。
後半、幼児殺害事件を未然に防ぐことが出来ず、そのトラウマを抱えて生きてる勝浦刑事(佐藤浩市)の苦悩も明らかになっていく。
「人と人が向き合い、どう生きるべきなのか?」
濃い人間ドラマを見せられた感じで、重いテーマが心に残ったこの映画。
徐々に気持ちが入れ込み、固唾を呑んで見守っていたラスト。
被害者家族・本庄(柳葉敏郎、石田ゆり子)夫婦から聞かされた一言に見せた勝浦刑事のあの笑顔。
あの表情に花穂の心も救われ、少しだけ足取りも軽くなりました。
北海道ばんえい競馬の話、『雪に願うこと』(2006年公開)が、佐藤浩市さんが出られた作品の中で、一番のお気に入りでしたが、『誰も守ってくれない』も、花穂の記憶に残る映画となりました。
花穂同様、前日談を描いたテレビドラマ『誰も守れない』を観た後に、映画館で『誰も守ってくれない』を観るってパターンをお薦めしますけど。
近日中に、テレビドラマの再放送、、、、ないですかね。
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