歪(ゆが)んでいるのは、心でも性格や行動でもなく、、、、花穂の身体(^^ゞ
背骨が歪んだり、骨盤がずれたりで、左右のバランスがかなり悪くなっていて、バランスを補う為に、足を組まなくちゃ座れない今の状態は絶不調!!
こうなると、整体の先生に頼るしかない。
足を引っ張り、左右の長さを揃えてもらったり、背骨を真っ直ぐに矯正してもらわない限り、こう酷くなった状態からの復活はありえない。
頼りにしている中国出身の先生は、野球のグローブみたいに大きくて厚い手の平で、グリングリン矯正してくれるから気持ちいい。
だけど、花穂は1回失敗してるから、「あそこの先生、上手よ!!」って、教えてもらっても、古びたビルの1室で診療している、保険診療の診療所のようなオープンで明るい雰囲気でもない整体院の鉄の扉を開けるまでに、かなりの勇気が必要だった。
花穂が今でも失敗だったと思っているのは、駅前でカイロプラクティックの看板を掲げた治療室。
出て来た男先生は、鯰(なまず)みたいな顔をしていて、第一印象からして胡散臭かったけど、ドアを開けちゃったんだからしょうがない。
受付のお姉さんから渡された問診表の記入が終わると、治療がしやすいようにとTシャツと短パンを渡されて着替えさせられた。
治療室で、離れた位置から身体のゆがみをチェックしてくれるところまでは良かったんだけど、治療台にうつ伏せにならされ、背中を擦ったり、腰を揉んだりの治療が始まって、、、、。
花穂の腰に手を掛けながら、「ちょっと下げます」って言うや否や、鯰顔のその男は、短パンと下着を一緒に、グイッと下にずらした。
腰を押す治療に、短パンの上からだって支障はないはずなのに、お尻の割れ目が見えるか見えないかぐらいまで、下着もろともずらされた。
治療の一環と言われればそれまでだけど、あれは意味がないことで、あの行為は絶対にセクハラだったと思ってる。
数日前に、大阪・ミナミのステーキ店「ペッパーランチ心斎橋店」で、20代の女性客が食事をしていたところ、店長(25歳)と店員(25歳)がスタンガンを向け、「逃げたら殺す」と脅迫。睡眠薬を飲ませたうえ、車で貸しガレージまで連れ去って、強姦、現金5万5000円入りの財布を奪った疑いで逮捕された事件に思う。
絶対にあってはならない事件が起きてしまう現実に、「お尻の割れ目を見られたくらいで助かった」なんて思ってしまう花穂の思考は麻痺寸前。
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